会社概要COMPANY

1978年7月5日生まれ、愛媛県伊予市出身、20歳で単身オーストラリアへ旅立ち、約4年滞在。滞在先である観光農園の仕事に従事しながら、英語での簿記の勉強を開始、帰国後、高校中退の身でありながら、松山市の公認会計士事務所に就職させていただきました。

帰国後は、独学でひたすら勉強に励み、大検合格、FP2級取得、日商簿記2級取得など資格を取得しましたが、自身もまだ若く、高校中退であることに引け目を感じ、顧客訪問先での会話に苦痛を覚えるようになり、学歴がない自分を雇用してくれたことには感謝しつつも、約3年で公認会計事務所を退職。

その後、一企業の経理事務につき、経理・社会保険・入退社業務・入札業務等に従事し、事務経験を積みました。

退職し出産後、飲食店を開業、当初は昼間の営業もしていましたが採算が合わないため、夜だけの営業に切り替え、昼間の時間を活用し、宅地建物取引士の資格を取得。夜の営業が主になることで、ベビーシッターを依頼していましたが、このままでは子供が寂しがるのではないかと思い、約2年で廃業。当時、お客様としてきていただいていた方からの紹介で税理士事務所へ就職でき、通算約7年勤務。

様々な会社の記帳やアドバイスをすることで、喜んでもらえることが嬉しく、再度、税金に関する勉強を開始したことで、実績を得ることが出来、自分自身にも徐々に自身が付き始め、高校中退であることやこれまでの波乱万丈な過去も笑い話にできるようになりました。

そんな中、このまま朝起きて、会社に行って、帰ってご飯の支度をして、寝る。というワンパターンな人生で良いのかと沸々と考え始め、不動産業をいつかしたいと考えていたこともあり、法人会社を設立することを思うようになりました。

もちろん、消費税対策や、いきなり法人会社を設立するリスクを考えると、個人業者から開業した方が良いかもしれませんが、私の本気度と信用を考慮して、何が何でも、成功させて見せる！軌道に乗るまではバイトしてでも成功させたいと考えていました。

『これが最後の挑戦の機会かもしれない』と、一からのスタートをする道に進むことを選択し、起業者の応援も含めた総括的なお手伝いができる会社にしたいと思い、「事務部門・販売部門・不動産部門」を3つの柱とする会社を設立することを決意し、2021年8月2日、設立に至りました。

設立後、先ずは記帳代行・事務代行を主に仕事としながら、飲食店をしていた頃に作っていた自家製の万能タレを委託製造してもらい、2022年3月に商品化することができました。これが「伊予國乃多麗」です。

2022年6月には当初の目的である不動産の許可を取得し、ようやく準備が整いました。

         

不動産と言っても一般的な売買・仲介だけでなく、様々な理由で住宅ローンが通りにくい方に不動産を取得してもらいたい、所得の低い人にこそ、将来賃料の支払いが無いように安心して暮らせるように不動産を取得してもらいたいと考えていましたので、不動産取得を諦めていた方にも、メリット・デメリットをよく理解していただける方に対しては、賃貸後、数年後に売買契約をするという方法を一つのプランとして取り入れてきたいと考えています。

自社だけでなく、他社にも貢献できるよう更にブラッシュアップし、3つの柱を上手くリンクできるよう精進してまいります。

         

玉井 香織